日本レオロジー学会とは

日本レオロジー学会は、学会事務局主要事業のほか、専門分野ごとの研究会活動、および他学協会と協力してレオロジー

関連講演会の企画開催を活発におこなっております。


会員の特典

1. 日本レオロジー学会誌(販売税込み価格 1冊 11,000円)を無料で頒布いたします。

  ※学会誌には学会情報を掲載した会告も含まれます。

2. 各学会行事の参加費、書籍代、広告掲載料の割引があります。

3. 日本レオロジー学会各賞へ応募でき、受賞対象者になることができます。

4. 支部・研究会の会員となり、支部・研究会行事に参加できます。

5. メールアドレスご登録で、学会の重要なご案内(締切日や行事開催案内等)をメーリングリストで届けします。

  ※重要な情報を見逃さず入手できます。

会長挨拶

一般社団法人日本レオロジー学会 第25期会長

酒井 啓司(さかい けいじ)

2021 年 5 月

 【会 長 挨 拶】 

  20215月より2年間、日本レオロジー学会の会長を拝命いたしました。レオロジー学会は197311日に創立され、まもなく記念すべき50周年を迎えます。学会の創立にご尽力され、またその後の発展に多大なる貢献をいただき、さらには学会活動を通して多くの偉大な研究成果を発信し続けてきた数多くの先輩各位、ならびに現学会員の皆様に深く感謝申し上げます。私も微力ではありますが、レオロジー学会会員の皆様とともに学会の発展のため、さらにはすべての流体を糧とする産業界・学会に貢献すべく努力する所存です。

 レオロジーは、流れ、形を変え得るあらゆる物質を研究対象としてきました。医薬品、石油製品、食品、化粧品、ポリマーなど液体を材料として、あるいは製品として扱うあらゆる工業分野では、「どのように流れるか、変形するか」というレオロジーの知識は必須のものです。あるいは次世代の機能性材料として期待されるコロイド、液晶、生体系材料などの複雑流体と呼ばれる物質群は、レオロジー的なアプローチによってそのミクロな構造と運動のダイナミクスに迫ることができます。さらには大気や海洋における流れや拡散は、海洋汚染や温暖化などの環境問題の解法を見つける上での重要な鍵となります。このようにレオロジーは現代社会にとって必要不可欠な知識と技術を提供します。

 一方で「流れる」ということがどういうことか、実はいまだによくわかってはいません。分子や原子の間の相互作用エネルギーを考えて、これが最小になるように配列すると、分子や原子が密集して動かない固体という相が出てきます。それぞれの分子や原子に十分なエネルギーを与えてその相互作用が無視できるようになると、自由に形を変えるごく希薄な気体という相が出てきます。ではその中間の相は、なぜ密集していながら流れるのでしょうか?この「液体とは何か?」という問いかけも、レオロジーの重要な研究対象です。このようにレオロジーの研究分野は、基礎から応用、学術から工業と幅広い分野に及んでいます。

さてこのように、レオロジーは流れ変形する実体としての物質を対象として扱ってきたわけですが、一方で昨今のコロナウイルスの事案を通して、地球規模でのモノの流れや人の流れが注目を集めるようになりました。(「物流」という言葉はありましたが、20215月現在では「人流」という用語も登場してきました。そのうちこれも広辞苑に載るかもしれません。)さらに人の口に戸は立てられぬ、とはよく言ったもので、情報の急速な流動・拡散現象はいよいよそのスピードを増し、これにともなって情報の制御・漏洩防止といった新たな流れの制御、といった事案も重要な研究対象となっています。

レオロジー学会は流れと変形の観察と解析、さらにはその制御を目指す専門家の集団です。今後はこれまでの研究領域の基盤となる知識と技術をさらに確固としたものとするとともに、ヒト、モノ、情報といった新しい流れにも着目して、レオロジーという領域の裾野を拡大してゆきたいと考えます。まだ学会員でない皆様はぜひレオロジー学会にご参加の上、ともに流れについての知識を深めていきませんか?そしてレオロジー学会会員の皆様、これからの2年間、どうぞよろしくお願い申し上げます。

定款

総会における承認事項

    2021年度

   ■ 2020年度

 ■ 2019年度

 ■ 2018年度

   ■ 2017年度

 ■ 2016年度

 ■ 2015年度

 ■ 2014年度

 ■ 2013年度

 ■ 2012年度

 ■ 2011年度

 ■ 2010年度臨時総会

 ■ 2010年度

 ■ 2009年度臨時総会

 ■ 2009年度

第25期役員

一般社団法人日本レオロジー学会 第25期役員名簿

任期: 2021 年 5 月 ~ 2023 年 5 月

役職氏名所属
会長  酒井 啓司東京大学
副会長 井上 正志 
大阪大学
副会長 三浦 靖
岩手大学
理事 新井 武彦英弘精機株式会社
理事 猪股 克弘名古屋工業大学
理事 浦山 健治
京都工芸繊維大学
理事 高橋 勉長岡技術科学大学
理事 田中 敬二九州大学
理事 田村 英子花王株式会社
理事 徳満 勝久滋賀県立大学
理事 中村 浩株式会社豊田中央研究所
理事 西野 孝神戸大学
理事 新田 晃平金沢大学
理事 増渕 雄一
名古屋大学
理事 山本 剛宏大阪電気通信大学
監事  梶原 稔尚九州大学
監事  那須 昭夫資生堂グローバルイノベーションセンター

一般社団法人 日本レオロジー学会会員数(令和3年3月31日)

正社員626名
学生会員14名
公共会員4件
賛助会員46事業所48口

個人情報保護規定

主な行事・出版物

 日本レオロジー学会誌(年5回刊行、全会員に配布)

レオロジー関係の総説、原著論文、解説記事、会告には学会活動のお知らせなどを掲載しています。

 年会(毎年5月、2日間)

研究発表のほか、学会賞受賞講演、同時に年次総会を行います。

 レオロジー討論会(毎年9月~10月、3日間)

レオロジー関係では国際的にもよく知られた国内最大の研究集会です。

 レオロジー講座(毎年12月、2日間)

レオロジーの基礎と測定法に関する初級講座で、1981年開講以来毎回約100名の受講者があり、工業技術者のレオロジー入門コースとして極めて高い評価を得ています。

 講習会等

「講話レオロジー・クラシック」、「食品レオロジー講習会」、「京葉地区特別企画レオロジーイブニングセミナー」を開催しております。

 国際会議

1983年、1984年、1988年、1996年、及び2002年には国際シンポジウム、1991年には日中レオロジー会議、1994年には第1回太平洋レオロジー会議、2010年には第5回太平洋レオロジー会議を主催しました。2016年にはレオロジー国際会議(ICR2016)を主催しました。