支部・研究会

一般社団法人 日本レオロジー学会 支部

 東日本支部

 支部長高橋 勉
事務局〒940-2145
新潟県長岡市上富岡町1603-1
長岡技術科学大学大学院 技学研究院  機械系
TEL0258-47-9728
FAX0258-47-9728
E-mailttaka@nagaokaut.ac.jp
活動状況東日本支部は新潟県、群馬県、埼玉県、山梨県、神奈川県より以東、北海道に至る東日本地域に在住する会員により構成され、講演会、修士論文発表会を主な事業として活動しています。本支部は、これまで関東地区レオロジー研究会が主催で行ってきた事業を連携して共同で実施する方針でおります。今年度の計画としては2024年3月に第28回修士論文発表会の開催を予定しています。これから期待される若い研究者と第一線で活躍中の研究者との交流を提供する場になっており、さらに最新のレオロジー、特に技術として応用するという観点に立ったレオロジー技術に関する情報を共有する場にもなっております。

 中部支部

 支部長岡本  正巳
事務局〒468-8511
愛知県名古屋市天白区久方二丁目12-1
豊田工業大学大学院 高分子ナノ複合材料研究室
TEL052-809-1861
E-mailokamoto●toyota-ti.ac.jp    ●を@にかえてください   
活動状況本支部は愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、長野県、石川県、富山県に在住する日本レオロジー学会会員で組織され、本年度の主な行事は修士論文発表会、講演会、およびセミナーを予定している。
第17回修士論文発表会と第15回講演会を2024年3月に開催予定である。修士論文発表者は中部支部所属の大学の修士とするが、全国の産学官の関係者にお集まり頂き活発な討議・交流の場となることを願っている。また、修士論文発表会と同日に行う講演会は、基礎から応用までを含む内容での開催を計画している。さらに、セミナーとして、東海化学工業会主催の東海技術サロンの協賛を計画している。

 西日本支部

 支部長田中 敬二
事務局〒819-0395
福岡市西区元岡744番地 ウエスト3号館3階302室
九州大学大学院工学研究院応用化学部門
TEL092-802-2878
E-mailk-tanaka●cstf.kyushu-u.ac.jp
●を@にかえてください
活動状況西日本支部では、年2回の研究会および年度末の修士論文発表会、さらに学生向けのワークショップを関西レオロジー研究会と合同で行っている。修士論文発表会は若手育成を目的とし、レオロジー学に携わる各研究室の最新の情報を公開するとともに、議論を通して互いの研究に最新の手法および概念を取り入れること、さらに大学と企業の研究者の連携強化を目的としている。西日本支部として関西地区から九州地区および中国四国地区へと活動の範囲を拡大しつつあり、他の機能別研究会の西日本地区での開催をも連携して行い、大学のみならず、企業の研究者をもレオロジー学会へ勧誘できるような興味ある内容の講演会、見学会などの企画、運用を行っている。

日本レオロジー学会の研究会

 関東地区レオロジー研究会

 主査里川  雄一
事務局
〒285-8668
千葉県佐倉市坂戸631
DIC株式会社 アドバンストリサーチセンター
TEL043-498-4101
E-mailyuuichi-satokawa●ma.dic.co.jp
●を@にかえてください
年会費
2,000円
活動状況本研究会は、関東地区およびその近隣地区に在住するレオロジー学会会員を中心に、毎回異なったレオロジー関連のテーマについて講演会を開催しています。講演会では大学その他の公的研究機関や企業における先端的な研究、レオロジーの理論、計測技術、また企業における製品設計や品質管理へのレオロジーの応用事例など、対象を特定の領域に絞らずにレオロジー全般に関するテーマを取り上げています。時間的に余裕のあるプログラムを組むことで、深い内容の質疑討論や専門分野が異なるメンバーからの初歩的な質問とそれらへの回答をも十分に行えるように心がけています。また、毎年3月に修士論文発表会を東日本支部と共同で開催しています。これは大学の各研究室の最新の研究内容を知る機会であると同時に、大学間および大学・企業間の交流の場となっております。

 高分子加工技術研究会

 主査岡本 正巳
事務局
〒468-8511
名古屋市天白区久方二丁目12-1
豊田工業大学大学院
高分子ナノ複合材料研究室
TEL052-809-1861
E-mailokamoto●toyota-ti.ac.jp   ●を@にかえてください
年会費
3,000円、学生 無料
活動状況
  1. 討論会年1回。今年は第35回 10月26日(木)、27日(金)、名古屋市工業研究所にて開催予定。招待講演2件。一般セッション:①成形加工技術(CAEを含む)(射出、押出、ブロー成形、紡糸他)、②成形加工材料(ポリマーアロイ、液晶、高性能高分子、エラストマー、複合材料他)、③高分子加工における構造発現、④高分子加工のレオロジー、⑤その他。参加費 10,000円。 
  2. 例会 年2回 (第97回 2023年7月19日開催、第98回2024年3月上旬予定)、毎回特定テーマを設定し、関連講演3-4件及び討論を行う。参加費:会員無料、非会員 2,000円。例会終了後、講演要旨集と次回案内を全会員に送付。

 分散系及び界面物性研究会

 主査松村 康生
事務局
〒611-0011
宇治市五ヶ庄
京都大学生存圏研究所 生物機能材料分野
TEL0774-38-3781
E-mailmatsumura.yasuki.4x●kyoto-u.ac.jp
●を@にかえてください
参加費1回の研究会につき、2,000円(学生無料)
活動状況本研究会は1987年にシンポジウム「ハイドロコロイドのレオロジー」を開催を機に設立されました。それ以来、食品、化粧品、洗剤、塗料、顔料、セラミクス、ゲル、エマルション、サスペンション、泡など多岐にわたるテーマを取り上げ、毎年2-3回の例会を開催してきました。例会では、分散系および界面物性に関する理論的・基礎的・応用的な研究成果の紹介とともに、企業における研究開発の興味深い実例も数多く取り上げてきました。ここ数年コロナの影響もあり活動が滞っておりましたが、今年度より積極的な活動を再開します。物質、材料の違いはあっても、分散系という共通の背景を持つ関係者に参加いただき、実験方法や解析方法、特にレオロジー的手法と他の分析法の組合せについて、有用な情報を得て頂きたいと考えております。

 エレクトロレオロジー研究会

 主査田中 克史
事務局
〒606-8585
京都市左京区松ヶ崎御所海道町
京都工芸繊維大学
材料科学系
TEL075-724-7840
FAX
075-724-7840
E-mailktanaka●kit.ac.jp
●を@にかえてください
年会費
1,000円
活動状況電場を印加、除去することによってレオロジー特性が可逆的に変化する流体をER(エレクトロレオロジー)流体といいます。エレクトロレオロジー研究会では、試料の合成からレオロジー、さらに種々の応用まで、幅広く研究発表、情報交換を行っています(磁場で同様の機能を発現するマグネトレオロジー流体も、対象に含めます)。 
また、講演発表の後、懇親会を通じて、最新の研究状況の公開と、大学・企業間の交流の促進に寄与しています。ER 流体には、上記のような特性から、バルブやショックアブソーバ、ロボットアーム、バーチャルリアリテイーなどへの様々な応用が考案されており、実現に向けて盛んに研究が行われています。本研究会第37回例会の様子は、日本レオロジー学会誌46巻1号45ぺージ(2018年2月)に掲載されています。また、2020年12月には、本研究会の創立30周年を記念して、第40回例会がweb開催されました。新型コロナウイルス感染症の影響により,懇親会は中止されたにも拘らず、多くのご参加をいただくことができました。

 関西レオロジー研究会

 主査菰田 悦之
事務局
〒657-8501
神戸市灘区六甲台町1-1
神戸大学大学院 工学研究科 応用化学専攻
TEL078-803-6189
FAX
078-803-6189
E-mailkomoda●kobe-u.ac.jp
●を@にかえてください
https://kansai-rheology.org/
年会費
社会人 3,000円(不課税)。学生は無料。
活動状況本研究会は、主に下記の四つの活動を通じて、様々なレオロジー分野の活性化と、参加者相互の交流に寄与しています。
1)例会:若手研究者による講演会と時宜に適ったテーマでの講演会の、 2 回程度を毎年開催しています。                                       2)見学会:毎年1 回程度、企業や公的機関の研究所などを訪問し、レオロジーに関係する現場を見学させて頂きます。                                   3)学生ワークショップ:西日本支部の協賛行事として毎年レオロジー討論会の前日に開催します。院生諸君が、レオロジーを熱く討論する機会を提供しています。              4)修士論文発表会:西日本支部との共催で、 毎年3月に開催しています。 修士課程修了直後の学生諸君による研究発表とその後の懇親会を通じて、最新の研究に接する場と、大学間および大学・企業間の交流の場を提供しています。
上記以外に他の研究会や学会との連携企画も開催しています。具体的な内容は研究会ホームページhttps://kansai-rheology.org/ご覧ください.

サイコレオロジー研究会

 主査那須 昭夫
事務局
〒220-0011
横浜市西区高島1-2-11
資生堂グローバルイノベーションセンター
TEL070-3859-1905
FAX
045-590-6099
E-mailakio.nasu●to.shiseido.co.jp
●を@にかえてください
年会費
1回の研究会につき3,000円 (学生無料)
活動状況レオロジーによる化粧品感触の評価と理解、感触制御のための製剤化技術等、サイコレオロジーを主テーマとした研究会を年2回程度開催致します。サイコレオロジーに加え、化粧品性能の評価に関する具体的な測定・解析例を盛り込んだレオロジー基礎講座、レオロジーの商品開発への応用事例、増粘剤や製剤化技術の紹介等も副テーマとして盛り込んでおります。経験の有無を問わず、商品開発(化粧品分野だけでなく)へのレオロジーの応用に興味のある方々の学び・情報交換・意見交換の場を提供できればと考えております。

 ナノレオロジー研究会

 主査細田 真妃子(東京電機大学)
事務局
平野 太一(明治大学)
〒214-8571
神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1
明治大学理工学部物理学科
TEL044-934-7437
E-mailthirano●meiji.ac.jp
●を@にかえてください
http://wavephys.iis.u-tokyo.ac.jp/
参加費研究会の参加費に準じた額(オンライン予稿集代:3千円程度)
活動状況マイクロメートル以下の微小な流体の挙動を調べる新たな手法やマイクロ秒以下の超高速変形下におけるレオロジー計測法などについて情報交換や議論を行うこと、ナノレオロジー現象に関する知見を広めることを主な目的として、年一回の研究発表討論会(本年度は2023年7月27日(木)、28日(金)を予定)を開催します。超音波研究会や音波と物性討論会などの他分野とも共催を行っており、ナノレオロジー分野を中心としつつそれにとらわれない幅広い研究テーマの発表が多数の大学や企業から行われます。皆様のご参加をお待ちしております。
詳細はホームページhttp://wavephys.iis.u-tokyo.ac.jp/にてご確認下さい。

 希薄溶液の流動学研究会

 主査梶谷 忠志
事務局
〒250-0193
神奈川県南足柄市中沼210
富士フイルム株式会社 解析技術センター
TEL0465-74-1111 (代表)
E-mailtadashi.kajiya●fujifilm.com
●を@にかえてください
http://fluidlab.eng.niigata-u.ac.jp/kihaku_kenkyuukai_index.html
参加費
研究会ごとに3,000円 (学生は1,000円)、オンライン研究会は 2,000円(学生は無料)
活動状況紐状に会合する界面活性剤や高分子を含む溶液は低濃度であっても非ニュートン流体となり、特異な流動現象を示すことが知られています。希薄な非ニュートン流体の流動現象は、熱・エネルギー輸送、血流等の生体内流動、印刷、化粧品など我々の生活を支える広い分野に関係しており、基礎科学・工業の双方で解明が急がれる分野です。そこで本研究会では、希薄溶液の流動現象を対象としたユニークな実験装置や測定手法を持つ研究者、また流動制御プロセスと密接に関連する企業の開発者と意見交換するイベントを年に2回程度企画します。主には訪問・見学型の会を開催しておりますが、オンライン形式の講演会も随時企画しております。交流を通して知識を共有することで、新たな実験手法や解析技術を検討し、希薄溶液の流動現象解明に寄与することを目的としています。どなたでもお気軽にご参加ください。